代官山 蔦屋書店コンシェルジュ通信
代官山 蔦屋書店では、SNSやホームページ、ポッドキャストなどたくさん媒体で発信してきました。
でももっとわかりやすく伝えたい。それから「こんな思いでフェアやイベントを企画した」とか、「こんなふうに本を読んだよ」、など書店現場にいるコンシェルジュたちの思いや生の声を織り交ぜて、本の話、イベントの話などをお伝えするためにニュースレターを始めます。
週に1回、ポッドキャストやTwitter(X)で取り上げた本のこと、間室道子の本棚、イベントのお知らせや報告など、お届けする予定です。どうぞお気軽にご登録ください。
ポッドキャスト「代官山ブックトラック」更新情報
代官山 蔦屋書店では、人文フロアの岡田、宮台、吉見を中心にポッドキャスト「代官山ブックトラック」を配信しています。
2023年1月3日配信の150回は『ふたりの世界の重なるところ――ジネヴラとジョルジョと友人たち』(月曜社)の著者である渡辺由利子さんをお迎えした特別回でした。初めてお会いした渡辺さんは、とっても素敵な方で楽しいひと時となりました。
本書の冒頭は、ラジオでパーソナリティから「無人島にもっていきたい本は?」と問われたジネヴラ・ボンピアーニという女性の名前とその話しぶりに興味をもったエピソードから始まります。
そこで今回のポッドキャストでは渡辺さんにも「無人島にもっていきたい本」を事前にご紹介頂くようお願いしておいたところ、お持ち頂いたのは川上弘美さんのデビュー作『神様』(中央公論新社)でした。
なぜこの本なのか、渡辺さんがイタリアに興味をもったきっかけ、今読んでいる本の話など、たっぷり伺いましたので、どうぞお聞きください。
版元ドットコムhttps://www.hanmoto.com/より画像利用しております。
文学コンシェルジュ「間室道子の本棚」更新情報
「元祖カリスマ書店員」であり、文学コンシェルジュである間室道子が執筆する「間室道子の本棚」の更新情報をお届けします。
【第254回】間室道子の本棚 『君が手にするはずだった黄金について』小川哲/新潮社
今回は「ふわっとしたきもちわるさ」が読みどころだそうで、気になります。過去の書評も下記リンク先からご覧いただけますので、気になる本の紹介をぜひチェックしてみてください。
今月(2024年1月)人文書のイベント情報
当店で毎月たくさん開催している人文書のイベント。今月は下記イベントを企画しています。新年早々、自信をもっておすすめしたいラインナップで担当としても楽しみ。
オンラインでのご参加も可能ですが、来店での会場は3号館2階にあるシェアラウンジ。ゆったりと座っていただける素敵な空間なので、ぜひ一度ご参加ください。
1/17(水)19時『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)刊行記念 河野真太郎×北村紗衣「ヒーローたちはどこへ行くのか?」来店/オンライン/アーカイブ配信有
河野さんは昨年怒涛の新刊ラッシュでしたが、今回のイベントのテーマは「ヒーロー」です。鋭い分析をされる北村さんとのお二人のトーク、お楽しみに。
1/19(金)『マルクス解体』(講談社)刊行記念 斎藤幸平×高橋哲哉「危機の世界を問う人文学」来店/オンライン/アーカイブ配信有
注目のお二人が、今何を語るのか。ぜひ聞いてみたいです。
1/24(水)『その世とこの世』(岩波書店)刊行記念トークイベント出演:ブレイディみかこ・奥村門土(モンドくん)「本で開く「その世」への入り口」 オンラインのみ/アーカイブ配信有
出演予定は、ブレイディみかこさん、イラストの奥村門土さん(モンドくん)、ブックデザイナーの納谷衣美さん、そして、もしかしたら「その方」であるスペシャルゲストもご出演いただけるかもしれません。(期待!!)
こちらのイベントは、オンラインのみなので、全国どこからでもご参加可能です。
1/31(水)『「誰でもよいあなた」へ――投壜通信』(講談社)、『現代フランス哲学』(筑摩書房)刊行記念 伊藤潤一郎×渡名喜庸哲トークイベント「思想を語る言葉」 来店/オンライン/アーカイブ配信有
お二人による現代フランスの哲学・思想のお話しが繰り広げられる予定です。フランス哲学・思想ガチトークになりそう。
「代官山 蔦屋書店コンシェルジュ通信」今回の書き手は人文コンシェルジュの宮台由美子でした。今後は週に1度のペースで配信していく予定です。
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